ウッチャンナンチャントークライブ2009@eシアター感想 2日目

eシアターでのウンナントークライブ感想2日目です。
感想を書いているブログを回っていて知ったのですが、どうやら会場の方だと、「本公演はDVDになります」といった内容の紙が回されたようですね。
と言うわけでDVD化は確定事項のようですので、DVD待ちの方は以下ネタバレ注意です。
ちなみに今回は2日目ということで余裕もあったのでメモをとってみました。
おかげでトーク順序はばっちりじゃないかと思います。



内村「7時きっかりに始まりました!」
南原「6時だよ」


さっそくウッチャンの天然から始まりました(笑)
ちなみに6時きっかりと言うけれど、実際は5時58分くらいだったような・・・。ウチのシステム時計が合ってれば。
チャットでは「もう始まったの!?」と慌てて駆け込んできた方もいらっしゃいました。


内村「こうして客席を見ていてね、感じることがあるんですけども・・・。」
南原「おや!?鈍感なあなたが!」
内村「・・・。」
南原「なんですか?」
内村「あのね、年齢層が高い!」
南原「(笑)」
内村「『キャーッ!』を期待したんですけど、一ッ言もない!
   我々が入ってきてもシーンとしてる!」


確かにキャーは無かったですね。
観てる側からすれば、うるさくなくて良いかとも思うんですが、ウッチャンがちょっとがっかりしているようなので、今度舞台があるときは登場時は「キャー!」って言うようにします。


南原「あなたは割と若い客層でやることが多いですからね。
   現代狂言なんかね、おばあちゃんが握手にくる!」


ナンチャンは渋い仕事が多いですよね。
そのうちおじいちゃんおばあちゃんのアイドルになれるかも?


ウッチャンは昨日かなり汗だくでやっていたのですが、今日はその対策としてスーツの下は半袖のシャツを着てきていました。
ナンチャンは、今日は舞台がキレイだと言います。(昨日、舞台が汚れているとナンチャンが文句を言っていました。)


内村「美術さんが、昨日の話を聞いて掃除したから。
   『南原〜〜〜ッ!!』」
南原「(笑)」




内村「この番組のディレクターの長尾くんが・・・」
南原「番組!?番組の延長だと思ってるの!?」
内村「・・・(困惑)」
南原「上々の延長だと思ってるの!?」
内村「(笑)」


個人的な感覚は上々のフリートークの延長ですけどね(笑)。どうやらナンチャンの心構えは違うようです。
ていうか上々復活してくれ。


ウッチャンが話そうとした内容は、どうやらこの番組のディレクターの長尾くんという方が、前日、つまり1日目のトークライブが終わった後、ケガをしたそうです。
タクシー事故にあったらしく、ギプスをしてきたとか。


ここで、ナンチャンもタクシー事故にあったことがあるのだという話に。
ナンチャンがタクシーに乗り込んで六本木通りを走っていると、軽トラがぶつかってきて、車体が軽く揺れる。しかし軽トラは止まることなく逃走。
さっきまで穏やかだった運転手さんが「逃がすかコラ――――ッッ!!!!」
軽トラを捕まえるとナンチャンの方を見て、「1200円になります。」


内村「降ろそうとしたんだ(笑)」
南原「降ろすってなんだよ!目的地は・・・」
内村「言ったの(笑)?]
南原「いいや。1200円払って、別のタクシー呼んだよ。
   ガンジー主義だから。」
内村「また出たガンジー主義(笑)
   昨日も言ってたんですよ。決して怒らない(笑)」
南原「だって怖かったんだよ!
   運転手さん、軽トラに、『何逃げてんだコラ!』
   俺、見ないフリして『タクシーまだカナー。』」


とにかくこういう、困ったタクシーに当たる事が何故か多いナンチャン。
そしてそれを見て見ぬフリするガンジー主義。


南原「俺が怒る時は国対国だね。」
内村「お前議員にでも立候補するのか!」




ここで、ウッチャンが実にタイムリーな話題を。
ナンチャンがやっていた「食卓から魚が消える!?海をなんとかしなきゃSP」、ウッチャンは偶然観たそうです。
丁度トークライブ2日目の日が放送日ですから、ついさっきあったこと!私も観てました。


内村「海が汚れている、海をなんとかしなきゃいけない、ってすっごい真面目な・・・。」
南原「真面目ですよ。」
内村「お前、真面目なのやること多いよな?
   お前が真面目なやつやってるといっつも思うんだよ。
   噛まないかなー。って。」
南原「あのな、お前が思ってる以上に、俺はずっと思ってるんだよ!!」


噛まないかハラハラして観ていたウッチャン。しかしそれ以上にハラハラしているのは本人ですよね(笑)
この番組でも、最後の決め台詞、噛まないよーに気をつけて言っていたそうです(笑)


そしてお寿司屋さんの話。
この番組で行ったお寿司屋さんが、すごくお寿司を食べるときのマナーにこだわる面倒臭いタイプの職人だったとか。
ウッチャンはそういうのは嫌で、顔見知りのお寿司屋さんの『タキ寿司』が一番良い。昔はそこでウドと濱口の独身(当時)3人でクリスマスパーティーを開いてた。
お寿司屋さんなのにフライドチキンを出してもらって、プレゼント交換をして、女将さん手作りのクリスマスケーキを運んできてくれたタイミングで電気を消していたんだとか。
ぱっとチャットを見たら「懐かしい」と言っている人が居たので、有名な話なんですね。私は知りませんでした。




ナンチャン優世くんのおかげで、すっかり鉄(鉄道オタクのこと)に詳しくなってますね。
鉄にもいろんな鉄がいて、音鉄、ダイヤ鉄、模型鉄、レール鉄といるそうです。
音鉄は、昨日の1回目のトークライブで話していた、ばんえつ物語号で乗り合わせた録音少年のような、とにかく鉄道に関する音に拘るマニアの事。
鉄道に関する音ならば、トイレやアナウンスや扉が開閉する音まで録音する。
丁度今日、「海をなんとかしなきゃSP」の時間に、音鉄に関するテレビ番組をやっていて、ナンチャンは自分の番組をすっかり忘れてその鉄道番組を観てしまっていたそうです(笑)




ここでテーマトーク
昨日は無かった試みですね。
テーマは「今年相方に言っていなかった事」


内村「夏場に、網戸をつけました。」
南原「どうでもいいよ!」


重い話題になりそうなテーマで、こののほほんとした会話、実にウンナンらしいです。
しかしここで、衝撃の事件が勃発します。


南原「実は僕、噛み癖を直す講習会に行きました!」
客席『エ――ッ!』
内村「おーッ!それはすごい!(笑)
   もう網戸なんてどうだっていいわ!!それは聞きたい!!」



内村「でもさぁ、お前パーマかけてっから必要ないんじゃない?」



客席『エエエエ――――――――――――ッッ!!!!』
南原「!!!!(愕然)」


ナンチャンの発表にもビックリしたのですが、客席からはそれ以上の悲鳴が(笑)
ウッチャンのとんでもない天然が炸裂しました!
この後ウッチャンはしばらくびっくり顔でキョロキョロしていて、「お前が理解できたら帰ってくる」と言ってナンチャンは呆れてハケて行ってしまいました。
しばらく考えて、ようやく理解して「お〜い、南原ぁ〜。わかったよーう。」なんて、軽く呼び込んでいましたが。
どうやらウッチャンは髪癖と勘違いしたようですが、ナンチャンははっきり「かみぐせ」と言っていたし、ウッチャン以外の全ての人間が理解していたというのに・・・。
何よりウッチャンの「それはすごい!」って反応は、『ナンチャンが噛み癖を直そうとしている』のに対してのものとしてはおかしくないんですが、どう考えても『ナンチャンが髪型を直そうとしている』に対する反応としてはおかしいんじゃ・・・。理解し難い勘違いです。
しかしまったく気にした様子も無く、「あー。髪型じゃなくて噛み方ね。」なんて言ってるウッチャン


南原「まただ。お前ちっとも間違ったって態度とらないんだよな。コントでもそうだった。
   間違ったと思わせない。だから俺が間違ってるのか?って思うんだよな。」


なんだか、分かる気がします(笑)。
まぁ、ウッチャンのド天然で一悶着ありましたが、ナンチャンが噛み癖の講習会へ行ったことへ話を戻します。


内村「ハムとか来るの?」
南原「なんで噛み方の名人が来るんだよ!お前馬鹿にしてるだろ!」


ナンチャンが参加したのは『声のワークショップ』。
この、『ワークショップ』が最近流行っているそうで、『自分が何をしたいか見つけるワークショップ』なんてものまであるんだとか。


南原「声について悩んでいる人って意外と多いんだよ。
   このワークショップも公会堂でやったんだけど・・・」
内村「へー!そんな広いところで!?」
南原「あ、いや、公会堂って言っても、区の集会場みたいな・・・」
内村「あ・・・、集会場・・・(笑)」
南原「・・・・・・(怒)」
内村「いや!馬鹿にしてない!馬鹿にしてない!!」


会場は畳張りの部屋で、参加者は全部で25人くらい。
全員ジャージに着替えていて、何故か柔軟体操をしている。


南原「いつかスラスラと読んでやる!」
内村「(笑)」


そもそもナンチャンは、声のワークショップには、知人の誘いで来たんだそう。
講師の方で、50歳くらいのベテラン俳優さん。
どうやらナンチャンは、皆川さんの舞台を観に行き、それに感化されたらしい。
小栗旬なんかも出ていた舞台だったらしいけど、皆川さんの舞台はマイクを使わない。
その舞台での発声方法が凄かったらしい。
シェークスピアの舞台で、悲しみのシーン。
実際にナンチャンがやってみますが、弛緩した顔で「あ〜〜〜〜。」と言っていて、凄く怖い!


南原「あ〜〜〜〜〜・・・・。」
内村「あ〜〜〜〜〜、天野く〜〜ん!」(ウドのマネ)


このまま何時まで続ける気かと思っていたら、ウッチャンがキレイに落としてくれました(笑)


閑話休題
声のワークショップは自己紹介タイム。
お客さんに説明が分かり辛いと言われたセールスマンやら、声優を目指している女性やら、もちろん舞台をやっている方やら、いろんな方が居たそうです。
その中でナンチャンは、ボソボソっと「あ・・南原(小声)と、いいます・・・。仕事は・・・お笑いみたいな、事を・・・」


南原「バレないかも知れないし!」
内村「バレてるわ!」


実際、自己紹介をした途端、「え、ナンチャン・・・?」みたいな感じで周囲がザワついたそうです。


訓練は、二人一組になり、歌舞伎の勧進帳をやる。
義経が弁慶を叩くシーンを、義経役と弁慶役に別れて演じる。
ナンチャンは声優志望の27歳の女の子と組むことに。
女の子は、当然ナンチャンと組む訳だから、「わー!ナンチャンと組めるなんてぇ〜!光栄ですぅ」と感激していたそう。
女の子が義経役、ナンチャンが弁慶役。
この話をしている時、その時の台詞を実際にやってくれました。歌舞伎の台詞なので何て言っているのかよく聞き取れませんでしたが、ナンチャンはその台詞を今でもしっかり覚えているそうです。凄い!


声の訓練なので、お互いに感想を言い合う。


南原「『プロじゃないんでぇ〜、そんな、南原さんに感想なんてぇ、申し訳ないですぅ〜』って言う訳。
   ほら、私はプロだから。」
内村「プロだから(笑)」
南原「俺は、『楽しもうとしてるのが、良かった。落ち着いていて良かった。』って。その娘に。
   何事も楽しんでやることが大事だからね。」
内村「ああ。」
南原「その娘は、『南原さんに言うのなんてぇ〜、申し訳なくてぇ』
   俺は、『構わないよ。言ってごらん。』
   『そうですかぁ。じゃあ・・・。』て言って、その娘、


   『もっと、落ち着いてやりましょう』」


内村「言われちゃった!27歳の子に!(笑)」


ナンチャンはさらに、発声について話を続けようとしますが、なんとなくウッチャンが興味がなさそうな様子(笑)


南原「興味ある?」
内村「(笑)
   他に発声はやらなかったんですか?舞台稽古だとあるじゃないですか。
   あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
   みたいな。」


ウッチャンが発声練習でよくやるアレ↑をスラスラッと言ったもんだから客席からは「おお〜〜ッ!」と感嘆の声。
ナンチャンは勧進帳の弁慶の台詞で対抗(笑)




南原「出川哲朗の声が何であんなに届くのか見切りました!」
内村「出ました!ナンチャンの見切り発車のコーナー!」
南原「(怒)(ウッチャンに詰め寄る)」
内村「(笑)(逃げる)」


ウッチャンを捕まえて胸をポカポカ叩くナンチャン。


内村「ナン魔くんか!」


昨日のトークライブでも、ナンチャンが色々と見切ったのだと説明。
ナンチャンが見切ったと言っていた、マイケルのモノマネをまたやります(笑)
さらに、昨日からさらに切り込んだマイケルの話。
登場で如何にしてマイケルは人を惹きつけるか。
まず会場が全員立っている。リラックスしていると別の考えが入ってくるから、ぎゅうぎゅうの方が良い。


南原「登場から人を惹きつけるからね!
   登場から『ギャ――――――ッッ!!!!』」
内村「今日とは違う。」
南原「ぜんッぜん違うよ!
   ぜんぜんナイ!!わくわく感ゼロだよ!!」
内村「(笑)」
南原「登場する前、『マ――イケル!マ――イケル!』
   さあ、マイケルはどうした!?」
内村「セリからポーンシュポン!(セリから飛び出すマネをしながら)」
南原「当たっちゃった!!」
内村「あ、当たり?(笑)」


いやあ、わくわく感はありましたけどねぇ。
セリから飛び出して登場ってのは、真夏の夜の夢ウッチャンもやってましたね。


南原「飛び出して、ピタッと止まるんだよ。2分間くらい動かない。
   静寂と動乱!」
内村「静寂と動乱(笑)」
南原「静寂と動乱!(笑)
   だんだん、アレ?と。
   マイケルじゃないんじゃないか?となった時に、首だけ動かす。
   『マイケル!ギャ――――!!』
   そこからまた止まって、今度は手だけゆっくり動かして、サングラスを外す。
   『マイケル!ギャ――――!!』
内村「リーダー以来の(笑)
   (渡辺正行リーダーのマネして)『待たせたな』」
南原「(笑)」  


ダンスをやっていたナンチャン曰く、手だけを動かすと言うのは難しいらしい。
ここで急に、「あ!嫌な事思い出した・・・」とナンチャン。
なんでも、美術の西岡先生という人がいて、とても厳しい先生で、ビンタの時にスッと眼鏡を外していたらしい。
まったく関係ない(笑)


内村「来年やるときはここに2つ穴掘ろうよ。
   そっから2人で飛び出そう(笑)」
南原「また美術さんが『内村〜〜〜ッ!!』」


話がマイケルの話やら美術の西岡先生の話やら飛んでしまいましたが、元々はナンチャンが見切った出川の発声方法の話です。
ナンチャン曰く鼻に抜ける声って言うのは通る声なんだそう。トッポジージョの声も通る。


南原「あいつの声ウルサイだろ?
   電話とか、受話器離して聞いてるし。
   大人しい時もあるけどね。舞台立ってる時は大人しい(笑)」
内村「(笑)
   メールからウルサイもん。
   文末に全〜部「!」が付く(笑)」


メールの文末の話は、内村さまぁ〜ずのナイツゲスト回でも話てましたね。
メールがウルサイってのが面白い(笑)
また、声を震わせると良い。
ナンチャンが声を震わせて良く通る声で話しているときは、噛むのを気にしている時だそうです(笑)




まだテーマトークの続き。
ウッチャンが相方に言っていなかったことは「蛙が嫌い」だという事。
ウッチャンが東白楽の富士見ハイツに住んでいたとき、上り坂の途中によくデカイ蛙が出没した。だから引っ越した。
引っ越した先の妙蓮寺では、蛙を踏んでしまう。


南原「なんで踏むの!?普通、蛙ってそうそう踏まないよ!?」
内村「踏んじゃった!・・・バカだから!」
南原「バカだから!」
内村「バカだから!うるせーな!!」
南原「(笑)ちょいちょい切れる。」


そして、この度引っ越した新しい家。


南原「コント御殿ね。」
内村「コント御殿・・・(笑)」
南原「シチュエーション玄関があって、あと後ろハリボテでしょ?」


新しく住んだばかりの家の玄関先に、蛙が出没した。


内村「蛙!でかいの!でかい蛙!」
南原「それさぁ、東白楽で見た蛙じゃない?」
内村「東白楽で見たヤツ?(笑)」
南原「東白楽から追いかけて来て、お前を待ってたんだよ。」
内村「ハチ!(笑)」


ナンチャンの冗談に乗っかるウッチャン(笑)


内村「蛙ってなかなか動かないから。
   避けて家の中入って、『嫁さ―――ん!蛙――――――――!!』
   『あんた――――!!ゴキブリが――――――――――――!!!!』」


徳ちゃんは蛙は平気、ウッチャンはゴキブリは平気。
なので、クロスして戦いに行くことに。
このクロスして、の所でウンナン二人して紙相撲みたいな動きをして、怯えながらそれぞれの現場に向かう様を表現(笑)
徳ちゃんは蛙をサッと逃がし、ウッチャンはゴキブリをほうきとちりとりでサッと窓の外へ。
いや、ナンチャンも突っ込んでたけど何で逃がすの。
案の定、また出没。


内村「4ヶ月後くらいにまた出た!
   『嫁さ―――ん!蛙――――――――!!』
   『あんた――――!ゴキブリ――――――――!!』」


来たか!と紙相撲ポーズをとるナンチャン。
気付かないウッチャン


南原「やれよ!!!!」
内村「(笑)」


この、コントのようなトークがいいなぁ(笑)




引き続きナンチャンの相方に言ってなかったこと、でトーク
いい加減トークテーマ変えればいいのにと思いつつ(他にトークテーマ無かった?)


南原「昨日あなた、娘さんの出産祝いを沢山貰った、意外と交友関係あるぜって言ってましたね?」
内村「交友・・・(笑)。ええ。」
南原「私にもお歳暮のやり取りをしているビッグスターがいます!」
内村「おお!」
南原「家に不在票が入ってて、平仮名と片仮名、『ひろみゴー 様より』」
内村「ひろみゴー(笑)」
南原「宅配便の人が!郷ひろみじゃないんだよ!『ひろみゴー』と書いた!」
内村「やっぱり今のイメージとしては『ひろみゴー』なんだろうね(笑)」


どうやらウッチャンは、すべらない話を観ていたらしい。


内村「すべらない話のオープニングで郷さんが歌ってて、違う番組かと思った(笑)
   その後松っちゃんの絵が出てきて、『ああ、すべらない話だ!』と。」


前回の岩崎宏美さんもそうだけど、アレいらないっスよね。


ナンチャンは前回烏骨鶏アイスを贈ってて(ナンチャンがハマっていたらしい)、お歳暮にはその御礼の手紙も入っていたそうです。
前回話していたのですが、ウッチャンはそういったお歳暮なんかのやり取りも全部徳ちゃんまかせで、独身の頃なんかは一切やらなかったそうですが、その点ナンチャンはマメですよね。
こういったマメさが、ナンチャンの幅広い交友関係を生んでるのかも。




南原「そう!言わなきゃいけないこと!」
内村「言わなきゃいけないこと?」
南原「来年舞台やるじゃんシャララ」


ここで、客席から「お――!」の声。
楽しみですねぇ。


南原「それがね、6月。
   ちょっとね、ワールドカップが入ってるんだよね。」
客席『エ―――ッ!』
内村「(笑)」
南原「哲っちゃんには言ってないんだけど。」
内村「分かった。
   実はさ、俺も娘の誕生日の準備で二日三日四日・・・」
南原「分かった。
   だからさー、こうしようよ。」
内村「ダブルキャスト?(笑)」
南原「そう(笑)」


どうやら6月の劇団SHA.LA.LA公演はダブルキャストになりそうです(笑)




ここでようやくテーマが切り替わり、なんと、『即興コント』!!
くじを引いてコントのテーマを選び、舞台左の隅(ウッチャン側ですね)にある、パトランプを押したら終了。
最初のコントテーマは『映画の主演俳優に取材する記者』。
ナンチャンは主演男優、ウッチャンが記者という配役に。
着替えもその場でやります。
ウッチャンは元々スーツなので、記者っぽいメモ帳や携帯電話なんかの小道具を持つだけですが、ナンチャンはGジャンにオールバックのカツラ、バットというおよそ『主演俳優』という言葉に似つかわしくない突飛な出で立ち。


内村「誰だろあの人・・・」


ここからはコントに入るので言葉で説明するのは難しいのですが、ナンチャンが演じたのはハリウッドスターの『ジェット・シーン』(笑)
父親が『チャーリー・シーン』でお爺さんが『マーティン・シーン』(笑)
ここだけでも可笑しいんですが、『ジェット・シーン』が演じたのは『ROOKIES in USA』(笑)。『ROOKIES』のハリウッドバージョン(笑)
一応ハリウッドスターなので全部英語で話す(片言だけど・笑)わけですが、うっかりナンチャンが日本語を混ぜちゃったり、ハリウッドバージョンなのに目指すのが甲子園だったりともう無茶苦茶。
無茶苦茶なボケを繰り出すナンチャンに、必死で食らいつくウッチャンの様子が面白かったんですが、結局ウッチャンが堪らずにランプを押してしまって終了。


南原「ノッてきたのに。」


いやぁ、即興とは思えないナンチャンのノリノリっぷりが面白かったです。




続いてのテーマは、『コンサート会場に来てアーティストと知り合いだから入れとくれと関係者に言う男』。
アーティストと知り合いだから入れとくれと言う男がウッチャンで、関係者がナンチャン。
「アレしか無いか・・・」とぽつりと言うウッチャン
今度はウッチャンも衣装に着替えるんですが、スーツの下の半袖シャツが見えて会場からは笑い声が(笑)

内村「半袖だが何か!?」


ウッチャンはノースリーブのGジャンに、ロングのカツラ。オタク系っぽい出で立ち。ウチムラセブンでフットボールアワーとやったコントを思い出します。


そして、やっぱりコントの説明は出来ないんですが、アーティストがPerfumeだったことは言っておきましょう(笑)
「あーちゃんの、かーちゃんの、ばーちゃんの、知り合い」と言って入ろうとしたり、振り付け師だと言って、Perfumeのダンスを踊ったりしてました。




次のテーマは『ゴッホ展を観に来た客とあまり詳しくない美術館員』
お客さん役はウッチャンで、美術館員はナンチャン。
ここでまた衣装にGジャンをチョイス。


内村「ここまででGジャン率100%(笑)」
南原「良いんだろうね。普通だけど普通じゃない感じが。」


このコント、設定と配役からウッチャンがナンチャンを追い詰めるのかと思いきや、違いました。


内村「この絵は、どういった意味の絵なんですか?」
南原「それはあなたが考えたままで良いのです!
   感じたままを言うのが絵!
   私があなたの中に入りますか!?
   あなたはどこに行くんですか!?」


ナンチャンのこの訳の分からない哲学攻めに、タジタジになるウッチャンが面白すぎました。
結局コレも追い詰められたウッチャンがランプを押して終了。



最後のテーマは『容姿の変わり果てた小学校の同級生と30年ぶりに再開』。
ナンチャンは帽子に手袋の運転手っぽい格好。
ウッチャンはノースリーブのGジャンに、スカーフ、ハゲヅラ、眼鏡。
これだけで分かると思いますが、ウッチャンが容姿の変わり果てた同級生役です。
そしてウッチャンはまたもやGジャンだったので、ナンチャンに「買いとれソレ」と言われます(笑)


このコントは、ナンチャンがタクシー運転手、ウッチャン花畑牧場からパクった光畑牧場で生キャラメルを作っているという設定でした。
牛が2頭しかいない牧場(笑)
ウッチャンがナンチャンに、「5千万貸してくれ!」と言ってオチ。
現実と一緒で、生キャラメルは儲かっていないようです(笑)


そして、コントが終わって着替えるのに、自分で結んだスカーフが解けなくて裏に回ってスタッフに解いてもらうウッチャン(笑)
不器用(笑)




トークに戻ります。


笑う犬の撮影での話。
ウッチャンは、笑う犬の撮影の前日、イッテQの富士山ロケに行っていました。
そのロケから、右足首の古傷が痛み出したウッチャン
一番最初のコントは葉っぱ隊。
続いて、スタントマンコントで、ウッチャンはジョニーさんをやる。そこから、右足首が腫れてきた。
痛みのピークは関東土下座組。
このコントは土下座組の組長という役柄なので、その事を逆手にとり、どうどうと出て行く芝居で乗り切る。
夜中の12時を回り、「もうダメだ!」と思って楽屋に戻り、熱を計ったら39度。「帰ろう」と思うウッチャン(笑)
ウッチャンは熱に弱いタイプらしく、例え熱が37度だったとしても帰っていたとウッチャン
残りはコント1本と、EDトークのみ。
「後の仕切りは名倉に任せるんで。帰ります。」と言うウッチャンに、当然引き止めるスタッフ。笑う犬ウッチャンが居なければ始まりませんから。
「もう帰る―。」と駄々をこねるウッチャンに、「もう少し、もう少し!」と押し止めるスタッフ。
最終的に吉田正樹さんが、「他を撮っている間、30分だけ寝てみましょう。電気消しますね。」とウッチャンをなだめる。
ウッチャンは「もうでけへん!もううウチでけへん!」(なんで関西弁・笑)という状態だったけど、そこで、声が聞こえる。


内村「『テル、テル、それで良いのかい・・・?
    久しぶりのコント、それで終わってしまって良いのかい・・・?』」
南原「野望のテルが(笑)」
内村「『やってやろうじゃねぇか!!
    トミー、車椅子の用意を!!』」


トミーに車椅子を押してもらって現場に行くウッチャン
スタッフも心得ていてサッと避ける。そこをトミーがス――。(笑)
カメリハの時も「内村さんは座ったままで結構ですから!」と、車椅子に座ったままコント(笑)


さすがにみんな、「森繁久彌先生がコントやってる!」と、大爆笑。
さすが大御所です(笑)




マイケル、永ちゃん、哲っちゃんに続くナンチャンの見切ったシリーズ。
「ガソリンスタンドのお姉ちゃんが何で居るか。」
ちょっと色っぽい、茶髪のお姉ちゃん。
力仕事はだいたい男性スタッフがやる。
お姉ちゃんは窓を拭き、エンジンオイル1500円を勧めてくる。
まぁ、1500円くらいなら、と了承するナンチャン。
するとお姉ちゃん、「6本になりますけどよろしいですか?」
6本!6本買ったら9000円!
しかし、「ナイスミドルを気取ってるオレ」(笑)。ナンチャンは、お願いします、と(笑)




書き納め。
お互いの来年の目標を、お互いに書き合います。
ウッチャンがナンチャンに贈るのは『モノマネ王』。
マッチ、郷ひろみときて、マイケル・ジャクソンもこの度マスターしたじゃないかとウッチャン
ここで思い出したことがあるとナンチャン。
大林監督の『その日のまえに』で主演を務めていたナンチャン。
その舞台挨拶に尾道に行く。
尾道といえば大林監督のお膝元!ウンナンが揃って大好きな尾道三部作が撮られた場所!言ってみれば聖地!
そこでの舞台挨拶に、普通に見に来ていたウクレレえいじ(笑)。普通にファンだったらしい。
真面目な、素晴らしい映画なので、ナンチャンも真面目に舞台挨拶をしていたけれど、大林監督が「おーい、ウクレレ君もあがっておいでよ!」と、ウクレレえいじを舞台に呼んだもんだから、そこから始まるモノマネ大会(笑)
ウクレレえいじ高倉健佐野元春とモノマネすれば、じゃあ俺もと、ナンチャンはマッチで対抗。
そしたらなんと監督までもが「じゃあ僕もターザンやります。『アーアアー!』」(笑)
聖地での舞台挨拶が混沌としたものに(笑)




ナンチャンからウッチャンに贈るのは『週13本』。
現在、1日4本煙草を吸っているウッチャン
週13本にするには、1日2本吸ってもまだ間に合わなくて、週の内1日は1本にしなければいけない。


南原「もしくは週13本ジャッキーの映画でもいいよ」
内村「1日2本ジャッキー映画(笑)」




ここから萌え萌えタイム!(スイマセン)
乙女なみなさんは萌える準備!!


ダンスで、紫吹淳さんと知り合ったナンチャン。
紫吹淳さんは、元宝塚の男役で、長年女性から見た男性の格好良い仕草を研究してきた人。
モテモテになるには紫吹さんに教われば良い!と、『格好良い投げキッスの仕方』と『格好良い女性の抱き方』を教わったんだそう。
早速投げキッスからやってみます。


南原「じゃあ、内村、投げキッスやってみて。」
内村「え!?」
南原「まずは、普通のやり方、次に格好良いやり方と見せないと。」
内村「やったことないよ投げキッスなんて!?」


ウッチャンがやってみますが、唇を突き出して指二本を前に突き出すそのポーズは、「トミー、煙草くれ」(ナンチャン評)のポーズ(笑)
続いてウッチャンが教わったポーズ。指を一本軽く唇に当て、放物線を描くように投げる。曰く、「額に落とす」んだそう。
しかし、客席はイマイチな反応。
更に、「額に落としたらサッと引く!」と言って、投げキッスをした後サッと体を翻して去っていくと、これには客席も少しは反応あり。



続いて、『格好良い女性の抱き方』。


南原「モテモテになりたいだろ!?」
内村「モテモテになりたいです!!」
南原「お前、妻子持ちだろ!?」
内村「お前もじゃん!!」


このやりとりが面白かった。
ナンチャンが女役、ウッチャンが男役に別れて、まずはウッチャンのやり方を見てみる。


南原「じゃあ僕は、シンデレラです。」
内村「シンデレラ!?その設定!?部屋とか海とかじゃなくシンデレラ!?」


コントのように探り探りでシンデレラと王子をやった後、両腕でガバっと抱きしめる、普通のハグのやり方。
続いてナンチャンが紫吹さんに教わったやり方。


内村「オレ、シンデレラ」


という事で、今度はウッチャンシンデレラのナンチャン王子です。
ああ、もう、なんでこう乙女心をくすぐるのか!
「王子様、王子様はまだかしら」と、シンデレラしてるウッチャンが可愛かったし!
しかもその抱き方ってのが!


片手で首から後頭部を支えて、グッと胸に引き寄せる抱き方なの!!!!!!


ああ!伝わったかな〜、伝わったかな〜。
会場からも「ギャアアアアア!!!!」の悲鳴ですよ!!
ナニソレトキメク!!
ハァハァ。


さて、落ち着いたところで、この抱き方がどうしこうも女心をくすぐるのか、それをまたしても「見切った」とナンチャン。


内村「首根っこ捕まえる?」
南原「成長したよ。良い線いってる。」
内村「(笑)」
南原「これもう、an.an特集するよ?」
内村「おお。an.anが(笑)」
南原「これ、(もう一度やってみて、ウッチャンの後頭部を客席に向ける)
   なんか見たことないかい?
   あなたは毎日やってますよ。」


客席から、気がついた数名のお客さんの「あ〜。」の声。


内村「赤ちゃんだ!赤ちゃんを抱っこする時!」
南原「そう!
   こうやって(ウッチャンが最初にやったハグ)抱いたらどうなりますか!?」
内村「『びええええ――!!』」
南原「小さい頃からやられてきている!
   男も女も、安心する抱き方!
   赤ちゃんをあやすようにすればモテモテになれるんですよ!」
内村「お前、面倒臭ぇ――――!」


最後はウッチャンの「面倒臭ぇ!」で締めでした(笑)




配信だけの生コメント。
テキサスの女性は、2日間チャットしながら観てくれていたらしいです。


内村「そのテキサスの女性しか観て無かったんじゃないの?(笑)」


いやいやいや!観てますよ!
お互いの書き納めについて。


内村「モノマネライブをやるっていうのはどうですか?」
南原「モノマネライブ(笑)ただし30分ね(笑)」


30分でも観てみたいです(笑)


南原「週13本は?」
内村「週13本!出来なかったらジャッキーにします(笑)」
南原「ジャッキーじゃなくてもいいよ。ブルース・リーでも。
   ただ、本数が少ないから『燃えよドラゴン』何回も観ることになるけど。」
内村「そうですね(笑)」


てな所で、「良いお年を」と、締めでした。


1日目は最近あまり聞くことの出来ない二人のプライベートを存分に聞くことが出来、2日目は二人のコント部分の楽しみが沢山盛り込まれているという、どちらをとっても美味しい公演でした。
ファンに勧めるなら1日目で、一般に勧めるなら2日目かな?
http://uchimura-hiroyuki.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-13b1.html:Title=あんちゃんのブログで、年二回やるなんて話も出ていましたが、それは是非ともやって欲しい!
もちろんeシアターでの公開も!
よろしくお願いします。