ザ・レジェンド

4/17の昼に放送されたこの番組。
水道橋博士Twitterで「ウンナンとの共演は珍しい。新鮮で楽しい絡みだった」とつぶやいていらっしゃったので、そこはかとなく期待はしていたんですが、期待に違わぬ面白い番組になっていました。


まず、メンバーがいい。
司会にウッチャンナンチャン
プレゼンターがおぎやはぎ、博多大吉、水道橋博士東MAX、ロッチ、カンニング竹山という実力派揃い。
さらに、何故か最近ウッチャンとの競演が多い神戸蘭子ちゃん。


伝説も、欽ちゃんとか新庄選手とかのガチ伝説だけじゃなくて、芸人の良い意味でくだらない伝説なんかも揃ってて、笑いの要素もばっちりだったのが良かったですね。




伝説は、若気の至り伝説だとか、土壇場伝説だとかに区分けされてるんですけど、その度にナンチャンが一番良かった伝説を決定します。
話の中身よりもトーク術をみるというナンチャン。





ウッチャンのロッチに対する冷たさが良い。





最初の矢作の加藤浩次伝説も面白かったですが、続く博士の草野仁伝説がすごい。


レスリングの実況をすることになった草野さんが、レスリングを見たことがなかったため、当時強かった関西の大学まで行ってレスリングを教わりに行った。
するとコーチは、「やってみることだよ」と言い、日本代表選手が来て実際に戦ってみることになった。
ところが草野さん、初めてやったレスリングで日本代表選手にフォール勝ちしたという話。


これにはナンチャンも大爆笑してお気に入り。
すごいなぁ。草野さんのことあまり知らなかったけど、博士が「草野さんの話まだまだある」って言ってるし、すごい人なんだな。



加藤浩次の話、コントに賭ける自分の信念貫いてる話でカッコ良かったんですが、いかんせんあの草野さんがっていう画のインパクトが強すぎた。


そんな中何かメモってる神戸。



「スーパーひとしくん」て(笑)





竹山の伝説はオードリー・ヘップバーンが大根役者だったという伝説。


博士「でもここであまりにも大根で下されてたとしたら、今のオードリー春日はいない訳ですよね」
竹山「ヘップバーンでオードリーって付けたかは分かんないですけど…」
博士「いや、オードリー・ヘップバーンから付けたんですよ」



博士のこの追加コメントがすごい。
これでどんどんポイントを稼ぐ。




東MAXの欽ちゃんの話は、ピンマイクやアシスタントを初めてつけたのが欽ちゃんという話。
今回のアシスタントのアナウンサー森麻季さんも、欽ちゃんがいなかったらここにいなかったという事に触れる。



博士「欽ちゃんファミリーだよキミ。」



南原「加点です!!」


東「あの乗っかりもアリなんですか!?」


良いコメントも加点。





博多大吉の話は、バッドボーイズ冠番組を持てるようになった時、清人消費者金融からお金を借りてて、そこから番組宛てに「金返せ」のFAXが大量に送られてきて、番組が打ち切られたという話。


矢作「小木も伝説一個ありますよ。」



矢作「それをこの世界で食えるようになってから返したんじゃなくて、」



地味にすごいな(笑)
結局このほぼバッドボーイズ伝説の付け足しだった小木伝説がナンチャン会長にベスト・オブ・若気の至り賞に選ばれる。
小木、草野仁も欽ちゃんも抑える(笑)
この選考の緩さもいいな。すごい人の伝説に行かないっていう。




コカドが話す新庄選手の伝説。
新庄選手が自分のホームランに「右キン○マ打法」という名前を付けたのに対して、テレビ局は「放送禁止打法」という名前で放送したという話。
ウッチャン「局側の伝説じゃねーか!」という最もな突っ込み。


これに対し博士、なんでも鑑定団に新庄が出た時、持ってきた掛け軸がたった5000円だったところ、その場で掛け軸の真ん中にサインを書いて「これで価値が上がるでしょ」と言ったというとんでもない伝説を披露!


ベスト・オブ・土壇場伝説を決めるナンチャン。


南原「新庄伝説を言ってくれた…」



コカド「よっしゃ!」



南原「博士です!」


コカド「僕です!僕のやつ!」


コカド、博士の追撃に敗れる。




次の伝説は摩訶不思議伝説。


南原「芸能界にいればね、変な行動とる人いるからね。内村さんもそういう所ありますよ。」
内村「おっ?」
南原「お笑いスター誕生というのがありまして、我々最後のチャンピオンだったんですよ」
博士「10週勝ち抜きの、ええ。」
南原「我々一番最初にスタ誕出た時、19・20歳くらいだったんですよ。テレビ緊張するじゃないですか?
   スタ誕は知っての通り、ネタが終わった後に点数の発表があるんですよ。」



既に笑っちゃってるウッチャン(笑)


南原「『さあ、今の点数はどうでしょうか!?』
    いっちばん緊張してますよ!?この男は、」



ウンナンファンには有名な、ウッチャン図太かった伝説ですね。
ちなみに博士は10週勝ち抜きって言ってますが、ウンナンはスタ誕も終わりの時期だったため、10週勝ち抜きはしてなかったはずですね。




竹山の上島竜兵伝説。
上島と出川と飲んでる席に呼ばれた竹山。
上機嫌で、映画やドラマに出ていることを褒めてくれる。
しかし酒が進むにつれて態度が豹変。



「何が映画だ、ドラマだ、バカヤロー!」と、15分くらい説教が続く。
丁度その時、上島の頭上のモニターに、怪物くんのオオカミ男として「ワーーッ!」と演技している姿が映る。
それを観て上島、


内村「駄目な酒の話じゃねーか!(笑)」


いやあ、らしすぎて笑った。
タイミング良く怪物くんの映像が流れるっていうのが竜ちゃんミラクル。


この時々挟まれる芸人伝説面白いなー。
お弁当が好きすぎて、ディズニーランドまで行ったのに中に入らず外でお弁当だけ食べて帰ったっていう、小木が話すアンジャッシュ児嶋伝説もくだらないけど面白かった。





大吉の今田耕司伝説。
すごく綺麗好きな今田。
後片付けができる後輩もライセンス制。
にも関わらず、一度洗った食器をもう一度洗い直してる。


これを受けて、ナンチャンも、友人の話。
煙草を吸っていて、テーブルの上にちょっとでも灰がこぼれるとさっとティッシュで拭く。
そのくせ、周りはコンビニの袋だらけ。
ま、その友人っていうのはウッチャンなんですけど。





内村「続いての伝説は…じゃあ、コカド!」




コカド「まだ何も言ってないですよ!?」
竹山「あるの〜?」
コカド「ありますあります!いっぱいありますよ!」



ウンナン二人揃ってふかわに厳しい(笑)



さすが切らせた張本人の日テレだけあって、宣材写真が散髪後です。


ご存知の通り、ウッチャンとコント番組(レッドシアターね)をやっているコカド。
そこで言ったふかわりょうの有り難い言葉。


「芸能界は大海原。大きい船に乗せてもらっている。船に乗って航海してる。
 でもいつかは一人で泳がないといけない時が来る。
 今の船に乗ってる間に泳ぎ方を学んでおけ。」


コカド「すごい、良い言葉じゃないですか?
    で、ふかわさんに『ふかわさんはどんな泳ぎ方されてるんですか?』って言ったら」




中岡「ふかわさん、その日の収録めっちゃ溺れてた。」





小木が話す天才囲碁棋士 趙治勲の話。
趙治勲囲碁の世界三大タイトルを一年で制覇したただ一人の人。
ある日、交通事故に合い、大手術が必要になった。
しかし全身麻酔をすると聞いて、「脳に影響はあるんですか?」「あるかもしれません」という答えに、囲碁ができなくなっては困るからと、全身麻酔を断る。
麻酔無しで激痛の大手術を耐え抜き、手術は成功する。
そして、その後もまた、大三冠を勝ち取る。誰もが成し遂げられない偉業を二回も達成している。






ああ、面白かったー。
ガチで凄い伝説から、笑える伝説まで幅が広くて良かった。
ナンチャンもウッチャン伝説話してくれたし。
博士が2があると思ってビートたけし伝説は寝かせてるって言うし、ウッチャンも出川伝説寝かせてるらしいから、是非とも2やって欲しい!
次回は全国区で!