放送室のドリームマッチ裏話

松本人志の放送室でドリームマッチの話が出てたので書き起こしたいと思います。
ってもう放送から1週間たったんですけどね・・・。
やりたいと思いつつ忘れてた。しかも結構な数のサイトで書き起こされてるし・・・。
でも、やります!二番煎じでもなんでも!
あ、ドリームマッチの裏話(要するにウッチャン関連部分)のみですんで悪しからず。



松本人志の放送室
'09.1.10放送分★

**

松ちゃんお休み話などがあった後。

高須「いろんなん(仕事)終わりましたな〜。」
松本「まあまあO.A.的にも年明けてますからね。」
高須「明けてますけど、これ年末なんですよ。まだね。」
松本「まあ〜〜僕にとっての〜〜ドリームマッチが終わった時点で終わりかな。」
高須「ああ〜、そうですねぇ一番大変な…」
松本「で、次の日はM-1…それはそれで大変なんですけど。」
高須「まあ審査員ですからね。」
松本「ええ。」
高須「まあ今回終わってますからアレですけど、ウッチャンと、あの、組んで。」
松本「そうそうそう。」
高須「どうでしたか!?」
松本「いやもう、ホントこんなもんね、スベれば地獄ですよ!」
高須「いやウッチャンも実はね、えらいこっちゃえらいこっちゃ言うてな。」


ベテランの二人だからこそ、緊張感もとんでもなかったんだろうなぁ。
ここで、TBSは12時に照明が消えるという話。
バラエティでもたびたびネタにされたりするので、有名ですな。


高須「いやウッチャンとやりまして。」
松本「もうね、ホントにあの」
高須「不思議な空気でしたな〜。」
松本「愚痴ってもしょうがないスけど、アレほんまメチャクチャやぞ!」
高須「実はあの、アレなんですよね。リハやっていくんですけど」
松本「リハがぜんっぜんできてへんねん!」
高須「前が押して押してね?」
松本「押して押して!」
高須「でウチらが一番最後やったんですよね?」
松本「で、リハをやらないと、どうなるかわからん状態があるわけでしょ?
   あの〜音きっかけとかいろいろあるし」
高須「もちろんもちろん」
松本「それをとにかくやらなあかんわけ。
   でも、リハの時間をとってるけど、そのリハの時間はあくまでも
   そのリハがうまくいった場合の時間じゃないですか。スケジュールじゃないですか。
   いや、引っかかったらどうすんの!?っていうことなんですよ。
   で、引っかかる事の方が多いし。リハなんやから。
   ほな、10組おるでしょ?ウチらもう今回最後の組ですよ。
   も、ズレていってズレていってさぁ…」
高須「だからアレ時間切らなあかんねん!アレもなぁ。
   なんであんなやってんねん!ちゅう話…」
松本「中〜〜途半端に一回通しただけで、それがまたぐずぐずでぇ!」
高須「音もなぁ?」
松本「音も!」
高須「尺もね?」


そうかあ。いくら3時間でネタ決めするっていっても相手はテレビだもんね。
音とか尺とか確かめてみなきゃいけないことがいろいろあるんだろうなぁ。


松本「でももう客入れせなあかんと!
   もう〜…もう12時までに終わらなあかんみたいな。」
高須「それは無理やったけどね。」
松本「もう〜…いやいやいやそれはもうリハはちゃんとやらして〜。
   でも客も入れなあかん。客もずっと外待たしてる訳にもいかん。
   でもリハは完全にこのままだとヤバいと。」
高須「ヤバいと。アレえらいもんでウッチャンもあん時はもう気張って(?)おったねえ」
松本「い〜や、ピリピリしたよ〜」


ピリピリしてたというウッチャン
さまぁ〜ずとかがよく言うよね〜。舞台とかで本番が迫るとピリピリし出すって。
高っちゃん松っちゃんの二人も感じたってことはよっぽどわかりやすいんだろうなあ(笑)そんなところもウッチャンらしい(笑)


高須「なあ。したした。」
松本「酷やろ?」
高須「酷ですよおいらかって!」
松本「結局アレで本番ですよアナタ」
高須「まぁね。」
松本「結局ちゃんとできてはないんですよ。ほれで本番ですよ!」
高須「そう、アレもね。
   いや、まあまあだから上でちょっとちょっとちょっと時間がまたあったけど」
松本「合しますけど、そういうこっちゃないから。
   俺とウッチャンの中ではもう合わさってるから。
   それよりもきっかけやから」


ここ!いい話!「俺とウッチャンの中では合わさってる」って名言きましたコレ。


高須「全体のきっかけやからね?」
松本「そうそうそう」
高須「またやっぱ板の上でやりたいからね。」
松本「やりたいやりたい動きがあるから」
高須「そのあの〜…これでみえたこの尺やなーとか。」
松本「そうそうそう」
高須「まあだからコレに関して言うと、
   時間のある中でやらなあかんてのが言うのがルールやから、まあある種ね。
   だから、そうやからこそ、前(の組)も納得するまでやられたら困るんですよ。
   みんなそうなんやから。」
松本「みんなそう。」
高須「だから、コレは時間切らなあかんのですよ。」
松本「切らなあかんねん(ボソ)」
高須「えっ!?(怒)」
松本「(笑)きらなあかんねんそれは(笑)」
高須「ちゃんと喋れよ!$☆#○(松ちゃんのマネしてごにょごにょ喋る)」
松本「(笑)そん中でホントよくがんばったと思いますよ僕は。」
高須「いや面白かったですよね。」
松本「ええ。」
高須「アレは、ちょっと僕ね、ちょっと感動しましたよ。」
松本「感動しますよそれは」


私も感動しました!
最後松っちゃんがじーんと来たとかそれに類するようなこと言ってませんでした?そのセリフと、ラストの握手でね。


高須「あのね、えらいもんでみんな各々終わった人間がもうぼーっとしてたんですよね
   ネタ終わった人間が。前の6組7組くらい。」
松本「うん」
高須「ほなもう次レジェンドやー言うて、みんな言い出して
   ぞろぞろみんな来て一つのモニターをこう見るんですけど」
松本「う〜ん」
高須「いや感動しましたね」
松本「違うんですよ、僕はやっぱりね、気ぃ使いなんでね〜。
   もう〜、まぁ、極端な話ぃ、…極端な話ですけど、
   僕がスベってもまあいいですけど、やっぱりウッチャンには、
   出るんじゃなかった、って思われるのが一番嫌じゃないですか」
高須「これね、同じくウッチャンも、松ちゃんはスベらされへんってずっと言ってた。
   僕が出て松ちゃんをスベらす訳にはいかへん」


いい話パート2!!
ウッチャンに出るんじゃなかったって思われたくない」
「松っちゃんはスベらせられない」
はーやっぱいいなー。この二人の関係って。
20年間ずっと、すごくいい距離間を保ってるんだなって気がします。


松本「いや、ほんまでもリハ終わりとかさ〜、
   もうなんかもうあの、
   『ウッチャン俺もう…』なんかこう、
   『アレアレ?これ大丈夫か?大丈夫か?』って。
   で、ウッチャンのマネージャーも俺昔からよう知ってるやんか。」
高須「田村の兄貴ね。」


マセキのチーフマネージャーの田村さんですね。
「田村ですけどもー」の人。ファンになって日が浅い私はそれくらいしから知らないけど、ファンの間じゃすっかり有名人みたい。
マネージャーも昔からよく知ってるって辺りの話も、夢逢え当時を彷彿とさせてきゅーん。


松本「田村とか。
   もう、田村とかもちょっともう顔がもう」
高須「『大丈夫!?二人ともちょっとまだ焦ってるやないか!?』」
松本「『これ本番ドエライことになるんちゃうか!?』」
高須「『ドン滑りちゃうんか!?』」
松本「『これ放送事故なるんちゃうんか!?』」
高須「内村でらあがりみたいな(笑)」
松本「(笑)」
高須「松本噛み倒しみたいなことなるんちゃうんかと(笑)」
松本「いや!ほんまやで!」
高須「ほんまに!」
松本「まあまあでもね!」
高須「えらいもんでしたわ」
松本「そこはまあ蓋開けたらやっぱりそれは」
高須「キャリアの差つーのかね」
松本「いやそりゃキャリアの差ぁでしょうなあ?」
高須「いやあ声も出てましたな」
松本「まあまあ自身の無さというか」
高須「あえて!」
松本「必死感なんでしょうけど」
高須「いや、でもねーやっぱり良かったですよ
   でー、すぐね、終わった後に、あのー田村の兄貴が来てくれて
   『高須さーん良かったです、内村出して良かったです』と」
松本「いや良かったなー。や、良かったわー。良かった良かった」
高須「うん、でウッチャンの楽屋行ったのよ俺」
松本「勝てば官軍ですよホントに」
高須「そう。でウッチャンも、楽屋で、もうテーブルの上にちょっと裸んなって(笑)」
松本「わかるわー」
高須「座って煙草ゆっくり吸って、ぼーーーーっとして(笑)」


素っ裸でテーブルの上に座ってぼーーーーっと煙草を吸うウッチャン
想像してみるとかなり奇妙です(笑)ちょっと見てみたい。


高須「ほんでお疲れ様でしたーありがとございましたー面白かったですって言うたら
   『いや〜良かった〜』つって」
松本「いやいや、ほんまに良かった」
高須「ね」
松本「本番中も言いましたけどあの、40過ぎのオッサンのねぇ、
   1時前のコントはキツイっスよ」
高須「キツイキツイ(笑)」
松本「ほんでそないけして寝てるわけでもなくね」
高須「声もあんな張れるわけでもなくもうね」
松本「言うたんや!俺もうな!
   もう最近ちゃんと寝なあかんねん俺。
   ほいでちゃんと寝ぇへん上に、もうそのー加湿されてない部屋で
   ずーーっとおったら、声が出えへんようになるから」


部屋の加湿器があまり性能が良くなかったために、3台の加湿器を持ってきてもらったにも関わらず、そのうち2台がコンセント抜けていたという松ちゃん。
潤いが欲しい松っちゃん、スタッフの対応にお怒りのご様子(笑)


高須「いや俺ね、3つあるし、偉いもんやタレントさんやと
   俺ぱっとみたら3つ出来上がってるからアレこんなにまでもね!」
松本「言うて3つやがな!」
高須「まあいいですよ!でもウッチャンなんか見てくださいよアレ!
   リハん時から、楽屋から、もうもの凄い声出して
   横におった大竹とかがびっくりしとったんやから!小杉と大竹が!」
松本「ははは(笑)」
高須「『内村さん本域やないかい』言うて、ははは(笑)
    『どないしたんや!?』と、こんな早い時間から」
松本「あ〜…」
高須「ウッチャンはもうリハでもなあ!
   舞台のとこでももう、『やります!』と。
   代役やろうとしたのに、おいらが。『あ、やるやるやります!やります!』」
松本「そうやなぁ〜…」
高須「あのウッチャン、しかも全っ部もう、
   『ナニナニ〜っ!!』『ロォーラーーーイズ!!』もう全っっ部、地声やで!」


このエピソードも、ウッチャンの緊張ぶりを表しているようで…
ウッチャンがよく言う「本番前にえづく」とか、いつまでたってもこの緊張感を保っていられるっていうのも、ある意味凄いのかもしれない。


松本「大変やったんやがな!」
高須「本チャンの声出してやってくれてんねんウッチャンは!
   それを片や『ウンッ(咳ばらい)…ちょっともう…』」
松本「ははは(笑)待てぇ(笑)
   聞こえが悪すぎるわ(笑)」

(笑)まぁ、本番前は喉を暖めとくというのもプロにとっては大事な仕事ですよね。


松本「ただあのぐずぐずのリハーサルを見てたでしょ?
   あのぐずぐずのリハーサルを、一回も合わすことなく、
   本番にあそこまで持って行く調整!」
高須「2人ともな」
松本「いや…恐ろしいですよやっぱり!」
高須「やっぱりね、えらいもんでね、びっくりしましたよ!」
松本「そうでしょ?」
高須「うん」
松本「だって、あの、ピアノで言うと、バッラバラやったんやから!音階が!」
高須「そうや。調律できてへん」
松本「ぜんっぜん調律できてへんねん!
   それをあの短時間で、あっこまでびたッと合わせられるってこんなもん
   並大抵のもんやないからね!これは!」
高須「(笑)言うてるやんもう。あかんなぁもう」
松本「エゲツない!」
高須「お前!だから感動した!褒めてんのに、そこをなんでまた
   『いや褒めてない』みたいな感じに」
松本「いや、今もこう言いながら、泣けへん意味がわかれへん!」
高須「いや、ちょ、待ってぇな(笑)」
松本「ほんま」
高須「大分たったもん!」
松本「あーそう?」
高須「いやそりゃもうあん時は感動しましたよ!
   ほいで、いや良かったなぁ〜凄いな〜言うて、
   ほいでまあねぇ、ウッチャンとこも行って、
   ウッチャンと喋ってて、んで、何よりさっき重複しますけど、
   田村の兄貴が来て、やっぱりね、『出して良かったです』と
   『ホントに良かったです』と」
松本「言うてもらえることがね」
高須「そう。それで、良かったな、終わった良かった〜〜何もなく終って〜と思って、
   ほいで、見てるみんなももう感動してる訳ですよ。
   後輩とかも。『いやいや良いもん見た』と。
   そっからの打ち上げですよ!」
松本「そっからの打ち上げですよ」


来ました打ち上げ話!
そもそも、三村とウドが打ち上げで「内村さんも呼びましょう」と言ったことがそもそもの発端なんですよね。


高須「わ〜言ってるウッチャンも来てね、もう5時半ですよ!」
松本「5時半ですよ」
高須「みんな、飲んでぇ喋って、わ〜喋って」
松本「まぁあん時でも一番楽しいんですよねー」
高須「終わった、全員解放されてるからね!」
松本「解放されてる。もうあれで一年終わりやなー」
高須「みんっっなたぶんそうなってるよな!」
松本「そうそう。
   次の日もみんな仕事あったりするけど、たぶんもう正直どうでもええ仕事やから」
高須「どうでもいい!そやねん!
   いや、こんなん言うたらなんやけど、みんっっなアレで」
松本「アレに比べたらね」
高須「解放されてるから」
松本「いやほんま解放されてんねん」
高須「しゃべるしゃべる!なあ!?」
松本「うん」
高須「で、ホリケンも、
   なんやの?ホリケンのあの喋りよう」
松本「ははは(笑)」
高須「宮迫ちょいちょい言うてたけど」
松本「ちゃうねん、アイツも」
高須「『さっきから10分くらいぜんっぜんおもろないやんか!』」
松本「アイツもな〜アイツもめっちゃ嬉しいかったんですよあの日」
高須「いやほいでね、ホリケン面白かった」
松本「出来良かった!」
高須「良かってん!宮迫との漫才良かってん」
松本「そうなんですよ。
   いや〜もうねぇ〜…大変やわ」
高須「いやあ大変でした。
   で、それ終わりまして、ほいでコレM-1ですよ」


M-1の話、すべらない話の話、ガキの話、クリスマスの話など続きますが省略------


あら?思ったより大した実りもなく打ち上げ話終了しちゃった。
これだけ?と残念がっていましたが、後半にありました!


忘年会の話から流れで
高須「いや〜でもさっきちょっと話飛びましたけどホリケン」
松本「おおホリケン」
高須「アレはほんまアホですな!」
松本「アホですね」
ここでホリケンがドリームマッチの打ち上げで暴れていたという話が出ます。
どうもホリケンが河本にエセ関西弁で絡んでたらしいですが、高須さんが松っちゃんが知ってることを前提に話を進めているのであまり状況がわかりません。


そこから話をウッチャン方向に持って行ってくれる高須さん。
どうしても松っちゃんにウッチャンの話をさせたがってるみたいですね。いいぞもっとやれ。


高須「あーた喋って行きましたか?みんないろんなところで喋った?」
松本「喋れへんよそんなもん。いちいち」
高須「ウッチャンともあんま喋ってないでしょ?」
松本「喋ったよ!俺ずっと横に居ったっちゅうねん」
高須「喋ってへんやんほないに」
松本「まあまあそんなにでもまあいろいろ…」
高須「何喋ったん?おいっ!(嬉)」


嬉しそうな高須さん(笑)


松本「そらいろいろ言えないこともいっぱいありますよ」
高須「おいおいおいおい(嬉)何喋ったん?」


完全に茶化しムードです(笑)


松本「いやそれはもおアレですけど、うん、まあまあね
   たまにはね、ええもんやなっていう話」
高須「なるほど!こういう風に汗かくのも
   お互いやってんのも何年ぶりの漫才かと…コントか」

松本「う〜ん…僕でもね、やっぱちょっと悲しいことがありました…」
ここから先は原西のおかんの訃報話へと話は続きます。


いやあ〜、高須さんが、沢山松っちゃんに振ってくれたおかげで、いろいろな話が聞くことが出来ました!
松っちゃんは自分からはあまり話てくれないので高須さんがこうして振ってくれるのは嬉しい。
そしてホントに飲み会の席で何を話していたんだろうな〜気になる。
以前の放送室に呼ぼうか話とか、一緒に飲みに行こうか話とか、高須さんは絶対ウッチャンと松っちゃんの接点をどうにか増やそうとしてるよね!
そして高須さんウッチャン好きだよね。これは確実(笑)


当日の二人の緊張の様子は高須さんのブログでよりはっきり伝わってきます。
http://blog.excite.co.jp/mikageya/10457640/:TITLE
http://blog.excite.co.jp/mikageya/10525344/:TITLE
絵を描くでもなく赤鉛筆で台本を塗りつぶす松っちゃん。
煙草の量がとんでもないことになってるウッチャン


それほどの緊張だったんでしょうな。
しかし、はっきりと成果を残した二人。
またいずれかの機会で共演されることを期待しています!


そして私は内さま人間ドックの回をみたばっかりなので、何よりウッチャン健康被害を心配しているのでした。
まあ、今回は仕方無いよね…。